過剰な時間外労働をなくそうという番組を見て、色々考えたので忘れないようにメモ。
とりあえず、番組内で言われてたのは大きくこんなこと。
・残業が当然、残業をやった人間が仕事の評価が高いという世風はなんとか変える必要がある。
・残業をやって生活費をギリギリ稼いでいるという状況の人をなくさなければならない。
・きつい仕事をしてこそ覚えれることもある。それを違う方法で教えるのはどうすればいいか悩む。
・残業制限の法律を作るべきかも。
・労働生産性が日本は低いからなんとかしなきゃ。残業すると生産性落ちるよね。
もちろんだいたい賛成。
ただもう少し深く考えたいところも。
例えば法律の件。
仕事が楽しくて残業してる人はどうすればいいのか。
希少種だとは思うけど。
私はたまに楽しくて遅くまで残っちゃうこともある。
残業代で生活費を賄っている人をなんとかするにも財源もなにもない。
景気も上向くか微妙。
あと一番考えさせられたのは、労働生産性のお話。
日本の労働生産性は他の先進国に比べて低いと。
それはなぜかというと、残業をいっぱいするから。人間はそんなに高効率で長く働けない。
それはごもっとも。
なんで残業をいっぱいするのか。
理由は大きく２つ。
残業をするのが美徳と考える管理職がいるのと、仕事が純粋にいっぱいあること。
そこから自分なりに少し考えた。
多分、昔は、最初は善意から始まったのではないかと。
お客さんのために何かしてあげたい。
それをするために残業して、残業して。
喜んでもらって。
今の管理職級の人にはそれが普通になって。
仕事は増えて。残業も増えて。
業務も複雑になって。
いつの間にか過剰になり過ぎて。
でももう社会に凝り固まった普通が溶かせなくって。
それが今なんじゃないかと。
どうすればいいかはわからないけど。
でもきっと今は最初の善意を忘れてるんだろうから、それをもう一度思い出して、更にお客さんからの思いやりも込めれば。
どうすれば思い出せるかはわからないけど。
天皇陛下にミネバ・ザビみたいな談話してもらえば、上の人の心に響いたりしないかな。
